
台湾には、都市のにぎわいや夜市の活気だけでなく、より深く地域文化に触れられる「アグリツーリズム」という楽しみ方もあります。農村に足を踏み入れることで、これまでとは違った台湾の風景を発見できるでしょう。台湾のアグリツーリズムは、「農・林・漁・牧」の四つを主軸に、四季折々の風土や人情、自然生態を"楽しい体験"として提供します。法令に基づき整備・認証されたレジャー農業の場を通じて、農場・茶園・漁村・牧場を実際に訪れ、農作業や郷土料理づくりを体験し、土地から食卓へとつながる素朴な喜びを味わうことができます。
レジャー農業エリアは、複数の農村コミュニティや田園景観などから構成される広域エリアで、旅人が地域の農業・漁業・林業・牧畜業、さらには産業や文化を総合的に知ることができる場です。
レジャー農場は、農業部の認証を受けた農場で、エビ釣り、果物狩り、ホタル観賞など、さまざまなレジャー農業体験を提供しています。
田媽媽は農業部が推進するブランドで、地元食材を使った地域色豊かな料理を提供し、食を通して地域産業の物語を伝えています。
認証取得事業者は、教育的要素を備えた体験活動を提供しています。この認証は、品質の保証であり、レジャー農業体験に最適な訪問先であることの証です。
2026/02/09まで
この土地を最も直接的に感じる方法は、春夏秋冬それぞれの味覚を味わうことです。野菜や果物、茶葉、コーヒーに至るまで、台湾各地には観光農場や果樹園があり、収穫の楽しさを感じながら、手作りと実りの素朴な喜びを味わえます。
四方を海に囲まれた台湾には、海流が豊かな海洋資源をもたらしています。漁港グルメや季節限定の海の幸に加え、独自の漁村文化、漁体験、ホエールウォッチングなど多彩な体験ができます。
毎年6~9月、北海岸の金山では、漁師が船で沖に出て、発火石を燃やした光で魚群を集める「蹦火仔」という漁法が行われます。海上に揺らめく炎が生む光景は、台湾ならではの美しい漁業文化遺産です。
秋になると台東県成功鎮では、漁師が船首に立ち、高速で泳ぐカジキマグロを銛で狙う伝統漁法が行われます。失われつつある技ながら、命を懸けて海と向き合う人々の強靭さを今に伝えています。
また、離島の澎湖では、先人の知恵である石滬(潮汐を利用した石造漁法)が今も残り、澎湖のランドマークとして、また漁業文化を学ぶ場ともなっています。
台湾東部には黒潮が流れ、回遊魚の通り道となるため、多くの鯨類・イルカ類が集まります。5~9月がベストシーズンで、宜蘭・花蓮・台東の各地から船で出航し、海の精霊たちの優雅な姿を間近に見ることができます。
台湾西部は牡蠣、ハマグリ、サバヒー、白エビなどの養殖が盛んで、冬にはカラスミ作りも行われます。産業と娯楽を融合させ、エビ釣り、筏での牡蠣田遊覧、殻付き牡蠣の炭火焼きなど、楽しさに満ちた台湾漁業体験が提供されています。
プレートの境界に位置する台湾は、平原・丘陵・台地から3000メートル級の高山まで多様な地形が広がります。山々を巡りながら自然美と林業の歴史に触れることができます。
台湾各地には観光牧場やレジャー農場があり、牛や羊、アヒル、ガチョウ、鶏などの動物と間近で触れ合いながら、親子で楽しめる体験が充実しています。