民宿のご主人は芸術愛好者です。本来場所を芸術展示場として建てましたが、辺鄙な立地のため建設を断念せざる得ませんでした。しかしそれでも蔡さんはどうしてもこの地の景観を人々に知ってもらいたいと思い、石山水禅を民宿として経営を始めました。簡素な料理と銘茶でおもてなしをしてくれ、まるで仙境に身を委ねるような心地良さを感じる事ができます。
屋内でご主人が集めた骨董品を観賞したり、またテラスで陰陽海と古鉱場を眺めたりできます。6~8月のこの間は、ここで日の出を見るのに絶好な時期となっています。
外見は中国古跡風の石山水禅は、蔡さん兄弟が力を合わせ、共同出資で建てられたものです。お兄さんは骨董鑑賞家、弟さんは画家で、二人の素晴らしい藝術的センスが発揮され、それぞれ自分の得意分野で意見を交わせ、今の石山水禅を作り上げました。