花蓮での家族旅行の新たな楽しみ
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花蓮縣

花蓮での家族旅行の新たな楽しみ

水遊びや魚やエビを捕まえ、先住民の知恵を知る
馬太鞍は花蓮県光復郷に位置しています。中央山脈の山すそに近いため、豊富な地下水脈があり、湧水が絶えることなく湧き出しています。通年を通じて恒温で、一面の湿地の生態が形作られています。地元では様々なレジャーイベントが発展しています。美味しい特色ある料理、アフタヌーンティー、生態ガイドと解説、種子の創作DIYなどのイベントがありますが、そのうちでもアミ族の魚取りの方法は最も特色を備えた体験アイテムです。
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アミ族が川辺で魚を捕える方法では罠を設置します。この世界でも唯一無二の魚を捕える方法は、巴拉告(Palakaw)と呼ばれています。まず渓流の中に土嚢を作り渓流の水を三面から囲います。水中に数十個の竹筒や木の枝を設置し、魚やエビが率先して入るのを待った後再度捕獲します。
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捕獲は2人一組で協力して行います。一人が網を持ち1人が枝や竹筒を回収します。操作時には両手で竹筒と枝の両端を抑えて魚やエビが逃げ出さないようにします。さらに水面に取出して逆さにして魚やエビを編みのに入れます。アミ族の人々は男性たちが巴拉告(Palakaw)を行ったにもかかわらず魚やエビが捕れなかった場合、そのグループの一員がなにか過ちを犯したことを表しているため、敬拝する神様が漁獲を与えてくださらなかったと考えています。このような言い伝えはアミ族の人々の神々への信仰を反映しており、体験時の楽しさでもあります。
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巴拉告(Palakaw)はそう難しくありません。体験しながらバタ足をします。その過程はどれも親子での相互コミュニケーションをとるためのすばらしいチャンスです。渓流の水は通年を通して摂氏19℃で、温度の変化に関係せず保たれているため、夏の厚いさなかに最適な体験イベントです!
手作りの難しさ:★★★☆☆
必要な体力:★★★★☆
親子での楽しさ:★★★★★
地元の特色:★★★★★
大地を踏みしめ、稲の源流に近づく
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玉里鎮には花蓮県最大の耕作面積の田畑があります。うち東豊拾穂農場は長良一帯に広さ47ヘクタールに達する大面積の田畑を借受けています。すべての稲田でオーガニック農法による耕作を採用し、農薬、化学肥料は散布していません。
オーガニックで毒性がないため、子ども連れの家族が稲田に親しむのに適しています。さらには泥の中に踏み込んで農作業を体験できます。田植えの時期には腰を曲げて草刈りを体験できます。収穫を待って稲刈りを行い、学校や団体で訪れた際には田畑での宝探しもできます。
草刈りを体験する前には、農場ではあらかじめ水田の水を抜いておきます。灰褐色の泥土が露出していますが、決して汚れることを恐れないでください。ここの土質は柔らかくて踏み込むととても気持ちがよく、それに花蓮のオーガニック栽培の田んぼに足を踏み入れるフィールドとチャンスはそうそうありません。
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オーガニック農法の最大の面倒事は除草です。半日農夫になったら手に鎌を握り、汗水たらして草刈りをしてみてください。そうすると草刈りにもちょっとしたコツがあり、ちょっとした心得を体感し発見することで、農作業の苦労と楽しみをさらに理解できます。
草を刈り終えると水田に水を引き入れて両足を洗います。農場が手配した割稲飯(稲刈をねぎらうための料理)を水田のそばのテントの下、長テーブルの上で涼風と一緒に食べれば、格別な風味があります。
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夜間の生態ガイド 花東特有の陸ガニを見る
小雨蛙有機生態農場は寿豊郷に位置し、花蓮の市街地から車でわずか30分の距離にあります。数日間のスケジュールで花蓮を旅するなら、1晩ここで宿を取り、子どもたちとともに自然に親しみ、夜間の生態の奥深さを理解するのに適しています。
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農場では非常に心を配って生態を運営しています。特別に山を流れる泉の水を引き入れ、地元のヤシの木を利用してカエル類の産卵条件を創り出し、地元の動植物に適した育成環境を創り出しています。統計によると、ここですでに14種類のカエル類、東部台湾の固有種である灰甲陸ガニ、そしてその他の様々な生物を観察できます。
夕食を終えたら散歩の時間となり、夜のガイドに適した時間帯となります。ガイドの時間は約1時間前後で、歩く距離もわずか数百メートルですが、しっかりと虫よけをして歩きやすい靴を履いて出発しましょう。生物たちの生活を邪魔しないよう、みんな夜は道のわきを歩けば、しばしば各種のアオガエルなどの生物が見つかります。
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毎年3月から4月はホタルの出没する季節です。農場周辺の道ではホタルが林の木々の間を飛び交うのを見ることが出来ます。4月はクワガタムシの繁殖期で、5月はカブトムシの育成が盛んな時期です。ここでは彼らの活動する姿を観察できます。
農場の部屋のベランダの外は蓮の花の池で、夜半のカエルの鳴き声がこの農場の特色であり、ここで最高の楽しみは携帯電話をしまい、ベランダで蓮の花茶を飲みながら、自然の音に耳を傾けることです。
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小緑葉蝉(チャノミドリヨコバエ)を探して 蜜香紅茶の風味を味わう
瑞穂郷舞鶴地区の茶園では蜜香紅茶がもっとも有名です。蜜香紅茶を創り出す秘訣はすべて小緑葉蝉(チャノミドリヨコバエ)の吸汁にかかっています。独特の蜜の香りの風味が生み出されます。舞鶴地区に広がる茶園を歩けば、子どもたちを連れて小緑葉蝉(チャノミドリヨコバエ)を近くで観察したり、茶摘み体験をするのにもとても適しています。
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吉林茶園では飲で遊んでのガイド活動を行っています。子どもたちと一緒に茶園の間に入り、解説を聞くことで茶園の生態を理解して、茶葉の間にいる小緑葉蝉(チャノミドリヨコバエ)の足あとを探します。小緑葉蝉(チャノミドリヨコバエ)の育成のために、茶園ではオーガニック農法による栽培を採用しているため、農薬の問題を心配する必要はなく、とても安全です。
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茶園のオーナーによる製茶の過程を聴き、花蓮の蜜香紅茶と南投一帯の紅茶の違いを理解します。最後に一同で店内に座り3種類のオーガニック茶、例えば蜜香紅茶、柚香茶などを飲み、一杯のお茶が産地から食卓に上るまでの過程をしっかりと体験できます。
蜜香紅茶生態故事館には豊富な解説、詳細な蜜香紅茶の紹介、天鶴茶とその他の茶葉に関する知識が紹介されています。茶揉みと茶摘み体験をすることもできます。多くの日本からの観光客がここで数日間の茶摘み、製茶イベントを体験しています。
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