日月潭の活盆地 踊る泥と金銀花を体験
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南投縣

日月潭の活盆地 踊る泥と金銀花を体験

頭社は日月潭の南側に位置しています。水里と日月潭の間に挟まれ、向山遊客服務中心(向山観光客サービスセンター)から車でわずか10分の距離にあります。頭社盆地内に位置する「日月潭頭社活盆地休閒農業区(日月潭頭社活盆地レジャー農業エリア)」(以下活盆地レジャーエリア)は、全国で最も高い海抜にあるヘチマ専門の生産エリアであり、世界的にも珍しい泥炭土と、世界で唯一の盆地型の草泥炭エリアでもあります。生産される農作物はすっきりした歯ごたえで糖度の高いヘチマをメインとしており、近年では生態旅行へと発展しています。
頭社盆地はかつて南投県魚池郷の米蔵でした。盆地内の土質は柔らかく、耕作する農家にすると独特の地形は、一般的な田畑より手間がかかってしまいます。しかし旅行として推進する際には、非常に特色があることに変化します。ちょっとした農家として田畑の柔らかい土質に触れてみませんか?雨靴に履き替え、盆地内に入れば泥炭土の土質の柔らかさを感じてください。この盆地はかつて浅い湖でした。泥や砂が厚く堆積し、含水量が比較的高く、一部の地面は踏めばすぐに沈んでいきます。
日月潭の活盆地 踊る泥と金銀花を体験
驚きと刺激のある泥地を体験して驚きも収まらぬ中、ガイドは私たちを「踊る泥」へと連れてきました。踏み込んでも沈んでいかないにもかかわらず、簡単に揺れ動くのです!号令で一斉に飛び上がれば、鄰の人は直ちに地面の揺れを感じ、まるでみんなで超巨大なマットレスで遊んでいるかのようです。いつもは静かに地面を行動する習慣のある大人たちであっても、突然このような動きのある地面に立てば物珍しさを覚えるでしょう。
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傍らに差し込まれている竹竿にも工夫があります。ガイドが竹竿を引き抜くよう指示しました。竹竿がまるでトイレットペーパーのようにどんどんと伸びていくのだけが見えます。竹竿の地上での長さは2メートルあり、このほか3メートルが地面の下に隠されています。抜き出された竹竿は簡単に泥の中に差し戻せます。地質に柔らかな特性が備わっているためです。
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ヘチマと金銀花(スイカズラ)
活盆地レジャーエリアで主に収穫される農産物はヘチマです。何枚ものヘチマ畑に黄色い花が開き、淡く優雅な色には格別な風情があります。野菜や果物のほか、活盆地レジャーエリアでは《本草項目》に記載されている漢方薬のひとつ「金銀花(スイカズラ)」が栽培されています。田畑に入り金銀花を摘めば、玉蘭花のような花の香が漂います。金銀花の芯には甘い蜜が隠されています。ガイドは金銀花を紹介すると同時に、指でスマートに花芯を取り出します。きらきらと輝き透明な花の蜜が花芯の上るのが見えるだけですが、口に入れればほのかな甘みがあります。
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午後には産地の主役である「ヘチマ」で自ら作った「ヘチマ水餃子」をどうぞ。均一に混ぜられ味付けされた餡の中で、ヘチマが輝きを放っています。餡と水餃子の皮を完璧に結び付ければ完成です。自分で包んだ水餃子を食べながら、農村の家庭料理をメインディッシュとして楽しみましょう。新鮮なヘチマをおなかに入れれば、新鮮で甘みのある味わいが楽しめます。ここに来たらヘチマのおいしさを味わうのをお忘れなく!
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活盆地レジャーエリアの特殊な植物とはティーツリーです。ティーツリーはの開花時期には真っ白な景観が出現します。葉は手で揉めばティーツリーのにおいが漂います。食事の後のイベントでは、みんなで協力して作業を分担して、ティーツリーの葉を使ったヘチマ石けんを作ります。石けん基材を湯せんで加熱しながら、ティーツリーの葉を手で剥ぎ取り、ジューサーで汁状にします。もう一組はヘチマを適当な大きさに切り、金型の中にいれて準備しておきます。石けん基材が解けた後、濾したティーツリーの汁を石けん基材に流しいれ、混ぜ合わせた後さらに準備しておいたシリコンモールドに注ぎ入れます。
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平地の金針花(スイカズラ)
以前見たことのある金針花畑は山の斜面にありました。たとえば花東縦谷や台中沐心泉休閒農場(台中沐心泉レジャー農場)内の花畑などです。しかし活盆地の金針花(スイカズラ)は平地で栽培されており、その風景は花東縦谷とは全く異なります。花のエリアはプライベートな産業であることから、入園チケットが必要となります。園内には一面の金針花畑が広がっています。イメージにあるようなオレンジイエローの花だけでなく、その他の色の改良品種もあります。一部の金針花(スイカズラ)はすでに花開いており、オレンジイエローの花が山の風景と木の前に映え、とても美しい景色です。家族連れで遊びに来た観光客たちが次々と記念写真を撮影していました。
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