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臺中市

水流東レジャー農業エリア

水量豊かな后里圳の水源は、ユニークな自然の土壌、気候が豊かな物産を育んでいます。水流東でグルメを探しましょう。果物の甘さ、ブドウの新鮮さ、美酒がまさに芳醇な香りを放っています。

ワインを醸造する小規模農家のワイナリーとして発展し、水流東を台湾のワインの郷にしています。

台湾西部の河川はすべて東から西に流れています。しかし台中外埔の水流東レジャー農業エリアにある后里圳は、西から東へと流れ、奇観であるというだけでなく、得難い良田の肥沃な土地と豊かな作物を育んでいます。この滋養ある土地には老若男女が住み、家々があります。水流東は東北の季節風を受けて日夜の温度差が大きく、加えて土質が柔らかく豊富な水源があり、排水性に優れ、良好な通風により虫害が少ないことからブドウの栽培に適しています。地元で栽培される新鮮な食材、ワインを醸造する品種のブドウは、絶好の品質と風味を表現しています。さらにブドウ農家は積極的に水流東レジャー農業エリアの豊かな后里圳の水源、ユニークな天然の土壌、気候で豊かな物産を育んでいます。水流東のグルメを探しましょう。果物の甘さ、ブドウの新鮮さ、美酒がまさに芳醇な香りを放っています。

洪俊義さんは自然農法により食用のブドウを栽培しています

ブドウの成熟する期間限定のおいしさ

ブドウの旬の季節が来ると、園全体に鮮やかで豊かに滴のように連なる果実がぶどう棚いっぱいに垂れ下がります。これは美食家が奪い取っても購入したいと思っている季節限定の美味です。美食家たちに最も自然で新鮮な甘いブドウを楽しんでもらえるよう、「燕晶果樹園」のオーナー洪俊義さんは自然農法で巨峰、蜜紅、桜井などの多くの種類の食用のブドウを栽培しています。このほかにも燕晶果樹園では不定期にブドウの樹の下でのワインと食事会を開催しています。客人を招待しブドウの弦の下に座らせ、地元の食材で作った味わいあるメニューを味わい、ワインを楽しみます。そよそよとした微風と音楽が響き渡るパフォーマンスに伴われ、まるで外国の農村にいるかのようにとてもに快適です。

職人自ら伝授するワインの知識

水流東のブドウ園はかつて台湾菸酒公売局のブドウ醸造専門エリアでした。のちにWTO(世界貿易機構)に加入して洋酒の輸入が解禁されたため、台湾菸酒公司はブドウの契約作付けを取り消したのです。洪吉倍さんが家で醸造しているブドウは祖父の時代から栽培が始まりました。後にブドウ園は「樹生レジャーワイナリー」へと転身し発展し、台湾初のフランス式醸造技術を持つブドウのワイナリーとなりました。洪吉倍さんは農政部門の指導と生産と学術の提携のもと、地元のブドウを原料とした醸造と醸造技術を用いて、金香ブドウを使用して醸造した「埔桃酒」、黒后ブドウで醸造した「紅埔桃酒」等の酒類をリリースしました。次々に世界の酒類のコンテストで大賞を受賞し、全世界に台湾のワイナリーも世界クラスのワインを醸造できることを知らしめたのです。ここに来ればのんびりと生態補導で遊び、葡萄エリアを散歩することができます。醸造工場ではブドウの成長と栽培と葡萄酒の醸造と製造プロセスを理解できます。現場では職人自らワインの知識を伝授し、この農業を楽しむ旅をより充実したものにしてくれます。

洪吉倍さんは農糧署の技術指導を受け、ヨーロッパの醸造技術を学び、国際的な品質に勝るとも劣らないワインを醸造しています

ワイナリーを訪問し農村生活を体験する

同様に台湾菸酒公司との契約終了後に設立された「督拿開ワイナリー」も、自分の農園で栽培した新鮮なブドウを原料として、伝統的な醸造技術により葡萄のおいしさをユニークなワインの香りへと転化し、各種の酒類で客人たちの味覚を満足させています。督拿開ワイナリーの彭莉琴さんは、黒后ブドウを使用して醸造した珍紅督ワインは、醸造後木の樽に移して1年保管することで甘みを芳醇さへと変え、また木、サクランボの味を帯び、深くワイン好きの方に愛されていると述べています。金香ブドウを醸造して作る珍金督ワインはあらかじめマイナス6度の低温でブドウを凍らせることでブドウの香りを閉じ込めます。甘い口当たりが長く続き、甘みのあるのど越しと後味が楽しめます。このほか新たな品種である台中5号ブドウを用いて醸造しています。ワインはライチの香りを帯びており、格別の風味があります。醸造、テイスティング、購入のほか、督拿開ワイナリーでは多元的な体験イベントを開催しています。大人も子どもも果物狩りに来て、自分たちの手でワインのパンナコッタを作り、農村生活の小さな面白さを体験できます。

黒后ブドウの木の下で、彭莉琴さんは督拿開ワイナリーの葡萄酒を紹介してくれました。木桶に保存することで、酒質をより甘く芳醇なものにしています

桃色の美人に口づけする甘い美味しさ

水流東の有名な農作物はブドウだけではありません。稲と野菜や果物も広く喜ばれており、ドラゴンフルーツは全国でも最高級の品質を備えています。「仏家庄農場」のドラゴンフルーツの達人である范振清さんは、近年新たな品種「粉紅佳人」を導入しました。珍しいピンク色の果肉と様々な栄養素だけでなく、糖度が高く、果肉はシャキシャキしているため、消費市場での新たな人気者となっています。現在は范振清さんの息子である范俊賢さんと兄がすでに家業のドラゴンフルーツ園の経営作業を受け継いでいます。農業は門外漢でしたが、現在は栽培、各種のドラゴンフルーツの手入れの仕方を理解し、農業の領域でも素晴らしい成績を収めています。范俊賢さんは毒性フリーの草生栽培方式を採用しています。ドラゴンフルーツを大きくまた甘く育て、自分自身も父親のようにイノベーションを起こしたいと願いドラゴンフルーツの周辺商品を開発し、より多くの人々にドラゴンフルーツの優れた点を知ってもらいたいと願っています。

范俊賢さんは毒性フリーの草生栽培方式を採用し、ドラゴンフルーツを大きく甘く育てています

手作りの米食の美味しさ

元農業組合家政班の班長であった黄碧霞さんは「田媽媽・劉員外伝統米食料理」を主宰しています。農業委員会の指導のもと、水流東のおばあさんやお母さんたちと一緒に草仔粿(草餅)、客家麻糬(客家風もち)、紅亀(米粉を使った伝統菓子)などの伝統的な米料理を開発しています。しっかりとした本物の材料を使用しているだけでなく、手作りにこだわり、人工色素と防腐剤などの化学薬品は一切使用していません。米、ヨモギ、紅葱頭、シイタケ、豚肉などの食材は原料から処理して調理しています。どれも食材の美味しさと食べる人の健康を両方とも考慮しているからです。さらに多くの人が食べやすいよう、田媽媽・劉員外では予約購入を提供しているほか、冷凍での宅配サービスも行っています。将来的には、水流東レジャー農業エリアの農芸伝坊で草仔粿(草餅)などの伝統的な米料理のDIY体験を開催して、観光客に幸せな懐かしの味を味わってもらいたいと考えています。

草仔粿(草餅)はヨモギ、モチ米で皮を作り、千切り大根、シイタケ、豚肉、小エビ、油ネギなの餡を包んでいます。食べると口の中に香りが残ります