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嘉義 竹崎

古道廚娘

「古道廚娘」は鉄道の奮起湖駅のそばに位置しており、店に入ると、古民家の台所に紛れ込んでしまったように感じられる。田媽媽(ティエンママ)のメンバーの陳素抹(チェン・スーモー)さんは、梅山出身で、実家は農家だが、阿里山地区に嫁いでき来てからは茶やタケノコの栽培を行ってきた。陳さんが料理を始めるようになったのは、かつて山の麓のカトリック教会の万(ワン)神父から教会のイベントセンターの食堂を一緒にやってみないかと偶然誘われたことがきっかけで、食堂を始めて以来20年あまりたった今では、「キッチンママ」(廚娘)という名声を得るようになった。
陳さんは料理を通じて台湾の特産物の味を上手に伝えてきた。阿里山特産のタケノコ(轎篙筍)、茶葉、高冷地野菜を使って様々な料理を考案し、手作り料理の中に奮起湖地区の地元の文化や歴史を巧みに取り入れている。タケノコ(轎篙)を使ったタケノコ料理だけで45以上の種類がある。
茶香茗排
受賞暦のある有名な「茶香茗排」は、まずウーロン茶で作った茶スープに山の上の黒毛豚肉を浸して肉の臭みをとった後に、油通しして、しょうゆ、みりん、黒砂糖で煮込んで味付けし、最後に油で揚げた金萱(キンセン)茶と白ゴマをかけて作る。これで、食べたときにお茶の香りが口いっぱいに広がる。
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