大坑農場は2001年に正式に一般開放され、以来レジャーやリゾートの拠点として人気を集めてきた。敷地は広大で、宿泊やキャンプとして利用できるだけでなく、サウナやスパによる森林浴水治療センターも併設して、行き届いたサービスや設備を提供している。ただし、レストランが田媽媽(ティエンママ)への加入を正式に申請したのは2007年になってからである。女将の陳玉女(チェン・ユーニュ)さんとその娘で料理好きの蔡佳儒(ツァイ・ジャールー)さんは、親子で田媽媽のメンバーとなっており、他のメンバーと力を合わせて、画期的な田園料理を次々に考案してきた。
焗烤鮮蝦地瓜
「焗烤鮮蝦地瓜」はサツマイモのグラタンの上にエビを乗せた料理で、焼き上げたサツマイモがモダンな装いに包まれている。農場周辺の山菜も料理の主役となっており、山蘇(オオタニワタリ)、川七(ムカゴ)、過貓龍鬚菜(アスパラガスの一種)、山茼蒿(春菊)、牧草心(牧草タケノコ)、人蔘菜(パクチョイ)、宝川菜(スベリヒユ)などの炒め物もメニューに並んでいる。高繊維の山菜は繊維質を補うのに役立つ。田媽媽のメンバーが作る山菜と小魚の「野菜小魚羹」は色が湖水のようなエメラルドグリーンで、香りもすがすがしく、口当たりが柔らかで、ビタミンCだけでなく、小魚のカルシウムも豊富に含んでいる。
菠蘿蜜汁鶏
「菠蘿蜜汁鶏」は農場で飼育されている地鶏のモモ肉をから揚げにした後、龍崎特産の甘いて酸味のあるパイナップルを加えて炒め、最後のゴマをかけた料理で、甘さの中に酸味が残り、食欲を非常に刺激する。「焗烤緑竹筍」は龍崎名産で、食べられるのは収穫時期だけである。新鮮で、甘く、サクサクとして柔らかいタケノコをチーズとマヨネーズでグラタン風に焼き上げれば、潤いのあるまろやかな料理となる。
筍香竹筒飯
「筍香竹筒飯」はレストランの看板メニューで、豚肉、メンマ、シイタケ、さいの目に切ったニンジンを炒め、生米と共に竹の筒の中に入れて炊き上げた料理で、中に入れる米は独自に改良されてきた。準備に時間がかかるので、人数の多い時は事前に予約しておくとよい。
焗烤鮮蝦地瓜
菠蘿蜜汁鶏
筍香竹筒飯
「筍香竹筒飯」はレストランの看板メニューで、豚肉、メンマ、シイタケ、さいの目に切ったニンジンを炒め、生米と共に竹の筒の中に入れて炊き上げた料理で、中に入れる米は独自に改良されてきた。準備に時間がかかるので、人数の多い時は事前に予約しておくとよい。