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廬山温泉

廬山温泉

盧山温泉は霧社の東北部にあります。台14線沿いに、盧山の龍雲橋から、能高山峰、合歓山、卓社大山などの青々とした美しい山々に取り囲まれたこの地は、台湾中部でかねてから知られる風景区となっており、また一帯にはホテルや桜公園もあります。日本統治時代には「小富士温泉」と呼ばれていました。盧山温泉には、新旧の二つの源泉がありますが、盧山吊橋を渡り左手の温泉小道を行くと旧源泉があります。タイヤル族のふるさとであるこの地では、タイヤルグルメ料理が楽しめます。

廬山温泉

タイヤル族のグルメ
廬山温泉一帯は広くはありませんが、バラエティーに富んだタイヤル族のグルメと山の幸が楽しめるところです。石板バーベキュー、焼きシイタケなどの料理や、マス、キャベツなどの素材を生かした料理は、見逃せません。吊橋横のレストランや温泉ホテルにてそのおいしさを味わえます。また特産の「水晶蝦(クリスタルレッドビーシュリンプ)」をカリカリに揚げて塩をふったものは、川エビに比べてさっぱりとして甘みがあります。廬山吊橋よこの老舗「桜小米麻糬」は、三十年以上の歴史があり、桜の花と葉の汁を加えて作られるお餅は素晴らしいおいしさです。かつて蒋経国総統が廬山を巡視に訪れたときにその味を大変気に入られたことから、のちに廬山の看板お菓子となりました。