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第1日:二水 -> 水里蛇窯 -> 東埔温泉 第2日:集集

第1日
二水 -> 水里蛇窯 -> 東埔温泉
第2日
集集

第1日:二水 -> 水里蛇窯 -> 東埔温泉 第2日:集集

台湾中部にある集集は文化史跡が多く、親しみやすい町で、その名はローカル線の名前にも使われています。集集線は、彰化県の二水駅をスタートし、源泉・濁水・龍泉・集集・水里を経由して、車埕埕駅が終点になります。途中、のどかな田園風景や荒々しい断崖絶壁、赤レンガ造りの古い建物、うっそうと茂る木々や渓流など、バラエティーに富んだ風景を楽しむことができます。集集小鎮、水里にある蛇窯、明新書院、木々が作り上げた緑のトンネルなどは見逃せません。
1933年に建てられた集集駅は、台湾で最も歴史の古い駅の一つで、簡素な外観はその全てが台湾檜木で建てられました。昔から文化的な香りの高い集集の町には、三級古跡の福興宮や明新書院、古式柴焼の添興窯、緑のトンネル、鉄道博物館など、遺跡や景勝地が数多くあります。
集集小鎮に近い水里は、集集線で最大の駅です。ここでは水里蛇窯のほかに、二坪山アイスキャンディーや「肉圓」(肉餡をもち米の皮で包んで蒸しもの)などの小吃が有名です。水里蛇窯は現在台湾に残っている窯業では最古のもので、伝統的な「柴焼き」が行われています。観光客のために、伝統文化の紹介や工芸及び陶芸作品の展示も行っています。茶芸館もあり、陶芸教室に参加することもできます。
集集線の終点である車埕は、かつて「最も美しい駅」と人々から称された駅です。蒸気機関車に石炭や水を積み込むために使用された設備が当時のまま保存されており、ローカル線の旅をさらに思い出深くしてくれます。
温泉ファンには東埔温泉をお薦めします。透き通った水質とほどよい温度で、日本時代に発見されて以来人気の高い温泉です。