:::

第1日:杉林渓森林生態レジャーランド -> 渓頭自然教育園区 第2日:水里蛇窯 -> 日月潭国家風景区 -> 埔里

第1日
杉林渓森林生態レジャーランド -> 渓頭自然教育園区
第2日
水里蛇窯 -> 日月潭国家風景区 -> 埔里

第1日:杉林渓森林生態レジャーランド -> 渓頭自然教育園区 第2日:水里蛇窯 -> 日月潭国家風景区 -> 埔里

渓頭は台湾中部にある有名な風景区で、森林遊楽区内には杉や柏、紅檜(ベニヒ)イチョウ、モウソウダケなどの古木が空高くそびえたち、林道が四方に伸びています。この一帯は系統だった植物生態の観察とバードウォッチングに最適です。
渓頭は海抜850mにあり、低・中海抜に棲息する鳥類を観察するのに最良の場所です。一年中鳥の姿を見ることができますが、特に繁殖期の4、5月をお薦めします。バードウォッチングには少なくとも1日はかけてみましょう。渓頭には約70種類の鳥類が棲息しているので、台湾鳥類図鑑と8倍程度の望遠鏡を持参すると便利です。台湾中海抜の代表的な鳥のチメドリ科が多いですが、稀少なタイワンシジュウガラなどもここでは見かけます。
渓頭から17キロ離れた杉林渓森林遊楽区では、春の桜、夏のシャクナゲ、秋の蘭、冬の楓と一年中草花が咲き乱れています。特色ある観光地も多く、渓頭の孟宗山荘の裏から渓杉観光道路に出ると、石井磯・青龍瀑布・聚英村・花卉センター・松瀧岩・天地眼が続きます。
日月潭はその風景と邵族文化で特に有名です。「双潭秋月」と詠われた風景は台湾八景の一つに数えられ、世界的にも知られています。見どころは環潭公路と投131線公路沿いに点在しています。環潭公路沿いには拉魯島、文武廟、孔雀園、日月村、玄奘寺、玄光寺、慈恩塔、梅荷園、竹石園、大竹湖、土亭仔、伊達邵、水社覇、猫らん山14条自然散歩道などがあり、また投131公路沿いには有明湖と明潭ダムのほかに、車呈、水里の蛇窯、九族文化村などの民営リゾート地が続きます。
日月潭の自然環境は、水域のほかに山林の占める割合も多く、多数の動物や植物を育んできました。動物は昆虫や鳥類が多くを占め、よく見かけるものに昆虫類・トンボ・アゲハチョウ・ミツバチ・セミ・ホタルなどがあります。鳥類はコサギ・カワセミ・クイナ・オオカンムリワシ・五色鳥・コジュケイ・チメドリ・ヒメマルハシなどが多いです。バードウォッチングには、大竹湖・水蛙頭・水社大山・猫らん山・涵碧楼などの散歩道と日月潭水鳥保護区をお薦めします。水生動物としては潭エビ・レンギョ・鯉・呉郭魚・奇力魚、そして全国的に有名な曲腰魚も生息しています。植物は低海抜の常緑広葉樹林が主で、そのなかには天然林や人工林、湖畔の湿生植物群が含まれます。