第1日 龍鑾潭

墾丁は低海抜の熱帯性気候に属し、山や沼沢、森林にも恵まれているため、鳥類の棲息に適し、秋から冬にかけては絶好のバードウォッチングポイントになります。 「秋季の鷲鷹」:満州里徳、社頂自然公園、墾丁森林遊楽区 毎年10月には、猛禽類で国慶鳥とも呼ばれるサシバ(灰面鷲)やアキバラタカ(赤腹鷹)がこの一帯に飛来します。夕方なら満州山麓の里徳橋、早朝なら墾丁森林遊楽区や社頂自然公園が、こうした鷲鷹類の観察ポイントになります。 「秋から春への水鳥」:龍鑾潭 毎年10月から5月にかけて、シギ、チドリ、ガン、カモなどの渡り鳥がシベリア地方、中国大陸、日本から龍鑾潭の湖畔に飛来します。湖の西側には自然センターがあり、望遠鏡を使って鳥類の生態が観察できるほか、観察の手引きとなる様々な展示やビデオの放映がおこなわれています。 「観賞紅尾伯労」:毎年9月になると、オベニモズ(紅尾伯労)が大挙飛来し、しばし墾丁で羽根を休めます。鵝鑾鼻公園が絶好の観察ポイントになります。