第1日
玉山国家公園(部分の観光スポットは閉鎖中)
第2日
東埔温泉
台湾の中央に位置する玉山国家公園は南投・嘉義・花蓮の3県と高雄市にまたがり、面積105,490haに達する山岳型国家公園です。玉山主峰は標高3,952mに達し、東南アジア第一の高峰です。付近には3,000mを超え、しかも台湾百名山に数えられている高山が30以上もあり、「台湾の屋根」と呼ばれています。見どころは、高山の地形や生態、奇峰、樹林相、野生動物、古道などです。
公園内は台湾でも古い時代の地層や断崖、高峰、峡谷などの雄大な景観が続き、変化に富んだ樹林相や豊富な野生動物も特色になっています。高山植物としては檜林・台湾鉄杉・玉山ビャクシン・玉山ツツジ、また珍しい動物としては台湾ザルや台湾ヤギ、サンケイ、ミカドキジ、マシコ、山椒魚などが生息しており、最高の大自然観察教室と言えます。車で山岳美が楽しめる新中横と南横公路もお薦めコースです。
新中横では塔塔加遊憩区が主な見どころです。鹿林山の断層、玉山群峰からの夕焼けや雲海、東埔温泉では温泉浴や花めぐりのほかに、彩虹瀑布・父子断崖・乙女瀑布などの自然美を楽しむこともできます。1月~4月になると、東埔温泉では梅・桜・梨・ポインセチアが次々と花開き、9月のビンローの花や10月の苦茶花も人気があります。湯元は東側山麓にあり、48度の透明な温水は疲労回復や健康促進に効果があります。