三星青葱文化館
古い倉庫を改築してできた三星青葱文化館は、三星、大同の2つの郷の農産品と特産物の普及を行っている多機能サービスセンターで、三星郷の農業の物語を知ることができます。
文化館内に足を踏み入れると、歴史、構造、栽培における地理的環境、育成、栽培方法等の三星ネギについての知識が紹介されています。地形的には蘭陽渓の上流に位置し水が汚染されていません。それにこの地区は豊富な降雨量があるため、「ネギは白く長く、柔らかで、濃厚な葱の味わい」の優れた点を備えた三星ネギが栽培されるのです。葱のうまみと香りは、人々から深く愛されています。
館内には同時に展示販売館、美食館、レジャー広場が設けられ、手土産、飲物、お食事と葱や生姜風味の料理などが提供されています。三星青葱文化館に来たら、忘れてはならないのがユニークな限定の三星葱小子アイスクリームを味わうことです。冷たく爽やかで三星葱の味わいがお口いっぱいに広がり、ネギへのイメージを覆しています。
緑宝石オーガニック・レジャー農場
緑宝石オーガニック・レジャー農場はMOA(国際美育自然生態基金会)のオーガニック認証を通過しています。農薬をまかず、果実の自然な風味を表現することにこだわっています。季節の作物が10種類以上、レジャー農場を訪れると単に宿泊するだけでなくオーガニックの食農教育を知ることができます。例えば民宿に泊まれば、オーガニックな朝食を食べるチャンスがあります。当日食べたシソの葉はすべて自家栽培により食材の自然な風味が表現されていました。
一緒に巡る観光スポット/グルメ
天送埤駅は1921年に三星と清水湖の中間駅として建設されました。主に太平山の木材、地元の人々に利便性を提供することで乗客として運んでいます。現在台湾に残された木造建築の駅はわずかで、天送埤駅はその内の1つとなります。水色の典型的な和風建築は当時の駅の様子を完璧に保存しており、多くの観光客が記念撮影へと引き寄せられています。またかつてテレビドラマがここで撮影されたことがあります。
三星郷に来たのだから、当然三星の葱風味のグルメを味わうべきです。三星の農家の懐かしの味の葱味餅は食べずにいられない美味しさです。それから向かいにある何家三星葱餡餅は、スタッフが注文を受けて三星葱餡餅をつくるため、出来立て熱々の三星葱餡餅は火傷防止に何分か待ってから食べる必要があります。三星葱餡餅は皮がサクサクで、中の餡は汁気たっぷりで葱の香りに満ちています。食べれば食べるほど癖になる味わいです。
梅花湖レジャー農業エリア
冬山郷に位置する梅花湖レジャー農業エリアには梅の花の5枚の花弁によく似た梅花湖があり、数少ない湖畔の生態を発展の主軸としたレジャー農業エリアでもあります。梅花湖は実は天然の貯水池であり、水資源の育成と農業用の灌漑などの二重の機能を具えています。梅花湖には湖を巡る全長約4キロの道路があり、徒歩や自転車で湖を巡ることもできます。
天気のいい時の湖畔の景色はとてもエレガントで、心ゆくまでその中を巡り楽しむことができます。歩き疲れたら湖の美しい景色を鑑賞できます。梅花湖は東岸湖に向かうと途中に吊橋があり、梅花湖の中心にある湖心島へとつながっています。湖心島に座れば湖面全体を180度以上俯瞰できる視野を楽しむことができます。
梅花湖の上方に進むと道教の総廟である三清宮でたっぷりと梅花湖の全景を楽しむことができます。両側の距離は車で10分足らず、高い場所から梅花湖を眺め、湖面の色と景色を心行くまでその目に焼き付けることができます。道教の総廟である三清宮は台湾の道教における総廟であり、中国の古典的な宮殿建築です。