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三月に満開を迎える木棉花(キワタノキ)の道のベストセレクション

木棉花の花言葉:「身近な人と目の前の幸せを大切に」

木棉(キワタ)の花びらはオレンジイエローまたはオレンジレッドで、暗褐色の萼(がく)があり、満開時には巨大な花びらが圧倒的な光景を演出する。開花期は毎年3月から4月ごろで、1ヶ月ほど開花し、花が散った後に葉を成長させる。木綿の木は周囲の木よりも高いことが多く、高さは10から25メートルほどである。木綿は精神を高揚させ、気持ちを明るくする真っ赤な花を咲かせるので、「英雄の木」として知られている。
木棉はインドなどの熱帯地方を原産としているので、台湾南部の気候が成長に適している。また、見事な花を咲かせるだけでなく、多数の種子も実らせる。
今では台湾各地に広く植えられており、道路沿いでその姿を見ることが多い。毎年春の開花時期になると、木棉花が植えられたまっすぐの道が真っ赤に染まり、多くの花見客が押し寄せる。木棉花の花びらは大きく、色鮮やかなので、地面に落ちた木棉の花を拾って様々な模様に並べ替えて写真を撮ったりする旅行者も少なくない。それもまた趣深い。この記事では、台湾で最も美しい木棉花の道を紹介する。春の花見の季節には近くの観光スポットに足を伸ばして、小旅行を楽しむこともできる。

台湾でおすすめの木棉花の道

南部地域

台南 白河林初埤の木棉花の道
世界で最も美しい15のフラワーロードの1つに選出されたことがある、長さ約1キロのまっすぐな林初埤木棉花道は、明るいオレンジと炎のように真っ赤な花をいっぱいに咲かせ、地面に落ちた花びらも加勢して、世界クラスの幻想的な光景で旅行客を魅了する。毎年何万人もの旅行客が押し寄せ、台湾の人々にとって一生に一度は訪れてみたい観光スポットとなっている。

場所 : 台南市白河区玉豊里林初埤(ナビは白河林初埤木棉道、または近くの台南白河玉豊小学校か白河大竹小学校に設定できる)

台南 将軍の木棉花の道
台湾の木棉のふる里は台南の将軍地区で、同地区には2,000本の木棉の木が植えられており、台南で最も多くの木棉が見られる場所となっている。また、合計7本の木棉の道があるため、オレンジと赤のトンネルが台湾も最も密集している場所として知られている。

場所:台南市将軍区南20郷道86號

台南 帰仁高速鉄道駅脇の木棉花道
林初埤や将軍の木棉花の道では、開花期になるといつも多くの人が押し寄せる。木棉花を見たいが、人混みは避けたいなら、台南高速鉄道駅の脇にある帰仁十五路をおすすめする。人気のある観光スポットに比べ、観光客は少なく、道路沿いの駐車スペースにも余裕がある。

場所:台南高速鉄道駅脇の帰仁十五路

台南 台湾詩路の木棉花道
台南市塩水と学甲を結ぶ台19号線上には台湾詩道と呼ばれる道が交差している。台湾詩道は台湾で最初の詩を敷き詰めた道路である。3月の木棉の開花期に、一列に並んだ木棉の木の下を歩きながら、敷き詰められた詩や絵を観賞するのは非常にロマンチックである。沿道には木棉花のほかにも、黄色い鮮やかな花を咲かせる黄花風鈴木(コガネノウゼン)など10種類以上の花木が植えられている。

場所 : 台南市塩水区田寮里68-1号

高雄 中正公園
木棉花は高雄の市花で、衛武営都会公園向かいの中正公園には木棉花が群生している。3月に満開の花を咲かせ、花が地面に落ちると、まるでオレンジレッドのカーペットを敷き詰めたような光景が一面に広がる。

場所:高雄市中正一路2号(中正高校向かい)

中部地域

台中 東勢河浜公園
東関路の約1キロに及ぶ区間の木棉花の道には驚きがあふれている。沿道では鳥がさえずり、花が咲き乱れ、遠くの山々も望める。人々が木棉花の道を歩いたり、腰掛けたりする姿を見るだけでも、一幅の美しい風景画のように映る。

場所:台中市東勢区中正路350号、台中市東勢区東関路沿道

苗栗 飛牛牧場
飛牛牧場の『木棉の開花期』は3月から4月下旬にかけてで、飛牛牧場につながる道路が木棉花の道となっている。道路の両側では、満開の木棉花の美しい景色が楽しめる。真紅の赤の花が咲き乱れる光景や枝の上に鮮やかな赤の花を咲かせる光景など、どれも甲乙つけがたい。

場所:苗栗軒通霄鎮南和里166号

彰化 東螺渓埤頭地区、二林地区の木棉の道
満開の花を咲かせる木棉の道の中でも、二林の木棉の道と東螺渓河畔の人気の花見スポットは、オレンジレットの木棉の道が2キロに渡り連綿と続いており、燃え盛る炎のようで目を奪われる。

場所:
埤頭地区の木棉花:ナビを「北斗駕駛訓練班 」に設定すると、曲がり角から木棉花の入口が見える
二林地区の木棉花:彰化県二林鎮二渓路七段、ナビを「二林木棉花」に設定

彰化 竹塘の木棉の道
竹塘の木棉の道は全長100メートルほどで、30本から40本の木棉の木が並んでいる。花を見るためには堤防を超える必要があり、辺鄙な場所にあることから、「秘境」と呼ばれている。水田の緑と木棉花の燃えるような赤がコントラストをなし、より魅力な光景となっている。

場所:彰化県竹塘郷九塊厝堤防69号

雲林 虎尾の木棉の道
雲林虎尾の県道145号線の「斗六連絡道」の終点から19キロの地点の両側には木棉の木が隙間なく植えられており、真っ赤な色が1キロにわたって続いている。ここはネットで人気の高い木棉の道となっているが、道路を通る車はスピードを落とさないので、安全に注意し、車をきちんと停めてから楽しんでいただきたい。

場所:雲林県虎尾鎮県道145号(虎尾と西螺の間)

雲林 崙背の木棉の道
雲林崙背の木綿の道は毎年満開期になると、燃えるような赤い木綿花の道とその周囲の緑の水田が鮮やかで美しい対比を構成し、多くの旅行客を引きつける。地元の小学校でも、花見客も楽しめる趣向を凝らした文化イベントを開催して、木棉花の開花を盛り上げている。

場所 : 雲林県崙背郷(雲11郷線)

北部地域

新北 深坑の木棉の道
深坑の老街から中正橋を渡って5分ほど歩き、麻竹寮に到着すると、木綿花が2列に植えられた300メートルほどの小道が出現する。小道を歩くと、両側をオレンジレッドの花びらに包み込まれて、叙情的な気分に浸れる。

場所:新北市深坑区文山路二段30巷

桃園 中大路の木棉花の道
桃園中央大学正面の中大路には、木綿が2列に植えられた長さ400メートルの道がある。開花期は炎のような赤に染まり、「台湾北部で最も美しい木棉花の道」として注目を集めている。

場所:桃園市中壢區中大路、中央大学(300号)付近