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南投縣

南投国姓のロハスツアー

糯米橋休閒農業区では、北港渓沿いの地場産業を見学できる洗練されたディープなツアーを提供している。地元の特産品には、コーヒー、レモングラス、冷泉米などがある。

百勝村休閒農場でコーヒーの味わい方を学ぶ

南投県国姓郷は台湾のコーヒー豆の主要な生産地の1つである。また、単位面積当たりの生産量では台湾最大で、コーヒー好きにはたまらない場所となっている。

コーヒー豆の焙煎はその度合でコーヒーの風味に影響し、フルーティーな香りや深いコクといった様々な味わいを作り出せる。焙煎の度合いが異なるコーヒーを飲んだことがあっても、焙煎方法を知っている人は多くない。農場が開催している体験イベントでは、コーヒー豆の知識や品質および焙煎方法について学び、最後に自分で焙煎したコーヒーを100グラム持ち帰ることができる。時間がない場合は、バリスタからコーヒーの淹れ方の手ほどきを受けて、自分だけのコーヒーを味わえる。

百勝村休閒農場は、より多くの専門的な知識を学びたいという愛好家に特に適している。農場は広大なコーヒー畑のほかに、コーヒー豆の様々な加工機械を備えており、生豆の発酵、脱穀、選別、色分け、艶出しなどの工程を見学できる。また、専門家でオーナーの蘇(スー)さんが来場者の様々な疑問に答えてくれる。百勝村でコーヒーを学ぶのに1日では足りないという場合は、農場に宿泊することもできる。

新豊農場の冷泉米を使って料理を手作り

新豊農場の台梗9号米はコシがあり、格別な風味を備えている。オーナーは有機農法で米を栽培し、独自ブランドの「冷泉米」として販売している。オーナーは米食ツアーを普及させるため、機械から流れ落ちる米を自分でパック詰めし、1kgの米を持ち帰れる体験イベントを提供している。このイベントは学齢期の子どもたちが参加するのに適しており、子どもたちが米に関する知識や稲から米になるまでの工程全体を理解するのに役立っている。

また、ポン菓子体験も人気のイベントとなっている。地元の冷泉米は弾力のある食感が特徴で、ポン菓子になっても米本来の味は変わらない。ポン菓子のおこしの作り方は簡単なようで難しい。例えば、シロップとポン菓子を混ぜる作業は、両手を素早く器用に動かす必要がある。動きがゆっくりだったり、力の入れ方を間違えたりすると、シロップが硬くなって、ポン菓子の大きな球状の塊ができてしまう。さらに、切り分けにも力と技術が必要である。力が弱すぎたり、動きが遅すぎたりすると、切り分けたおこしの形がそろわず、見栄えが悪くなる。

オーナーは、ポン菓子を破裂される圧力の値、シロップの比率、温度などを変え、試行錯誤を繰り返して、最適な製造方法にたどり着いた。

阿坤香茅で伝統の技に触れる

昔、この地域の多くの農家ではレモングラスを栽培していた。地元民にとって、レモングラスの収穫、運搬、蒸留は昔懐かしい思い出となっている。

経済の発展とともに、レモングラスは徐々に農地から姿を消し、農家では利益率の高い作物の栽培にシフトしてきた。阿坤香茅だけに残されたレモングラスは国姓郷の産業の歴史を象徴し、天然のレモングラスオイル製品は生活の知恵の遺産となっている。

また、オーナーの楽しくて実用的な手作り体験イベントに参加すれば、葉脈やヘチマの形をした自分だけのレモングラス石鹸を作成できる。これらの手作り製品は広範な用途に使用できるので、外出時に色々なクレンジング用品をバッグに入れて持ち歩かなくても、1個のレモングラス石鹸ですべて解決できる。

レモングラスを蒸留して抽出されたオイルは化学物質を一切使用しておらず、台湾のオーガニック製品の大手販路から購入できる。

百勝村珈琲荘園

ホームページ:http://www.baishengcun.com.tw/

新豊農場