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新竹縣

客家の風情を味わう-照門休閒農業区

ここでは、稜線をトラッキングしながら、カラ松や桐花の美しさを満喫できるだけでなく、農村料理や工芸や果物狩りを体験できる。

埤塘窩自然農荘

夏には、無料で公開される園内を散策しながら、飛び交う蝶や突然現れるカブトムシを観賞できる。トレイル沿いのシマトネリコの樹には百匹以上のカブトムシが生息しており、至近距離で観察できる。また、愛玉(アイギョクシ)の植物学的生態の説明を聞いたり、愛玉の手揉みを体験したりできる。参加者は愛玉の種を水につけてペクチンを取り出す方法を教わり、その場でおいしい愛玉ゼリーを食べられる。

劉家荘燜鶏

「霽月歩道」沿いにある「劉家荘燜鶏」では、店主が自ら厳選した2.7キロ以上の鶏肉を、ネギやニンニクを使った独自のレシピで味付けした後、専用の鉄の箱の中に入れて、薪火で1時間ほど焼いた黄金色のローストチキンを提供している。皮がカリカリで、肉がジューシーなローストチキンの秘訣は、シェフが時々炭火の上に垂らすチキンオイルにある。一時的に火の温度を上げることで、皮に張りが出て、黄金色のローストチキンなる。このローストチキンは、「皮は塩コショウで、肉はスープにつけて」食べるのが最高だという。ローストチキンのほか、「燜筍」(タケノコの蒸し焼き)や、柔らかい豆腐、肉鬆(ローソン)、パクチーを油揚げで巻いた「香酥豆腐捲」も店主のおすすめである。

陳家休閒農場

陳家休閒農場のオーナーは、地元の材料を上手に使っておもちゃを作り、食事に訪れたゲストに提供している。彼の手にかかると、シンプルな竹や植物の種子が小鳥や蝶の形をした、かわいらしくて楽しい鳥笛に変わる。ここでは本格的な客家料理を味わえるだけでなく、餅つきに加わって、おいしい餅を食べることもできる。また、農場では、看板メニューとなっている黄金チャーハンや客家餅のピザなどの魅力的な料理も提供している。さらに、事前に予約しておけば、休日にピザの手作りも体験できる。

◆ 公式サイト:http://bit.ly/2uB3K4e
◆ Facebook:http://bit.ly/2UDwJ27

周家庄観光農場

ここはサンザシをテーマにした台湾で最初の農場である。生のサンザシは酸味があるが、5日から7日ほど日干しにすると、「九降風」と呼ばれる新竹新埔特有の風を受けて、甘みのある味わいに変わる。サンザシは「鳥梨」と呼ばれることもある。「糖葫蘆」(サンザシ飴)に使用するのは小型のサンザシの実で、大型の実は砂糖漬けや漬物に利用される。現代人の多くはサンザシを知らないか、食べたことがないので、オーナーはサンザシを使ったこんにゃくの手作り体験イベントを開催し、サンザシ茶、サンザシアイス、蜜漬けサンザシなどの商品を開発してきた。農園内では、夏はドラゴンフルーツや梨、秋はブンタン、柿、グレープフルーツ、冬は椪柑(ポンカン)や桶柑(タンカン)といった様々な果物も栽培しているので、旅行者は果物狩りを体験したり、オレンジの木のオーナーになったりできる。農場を訪れて、四季折々の田舎の風情を心ゆくまで楽しんでほしい。

◆ 公式サイト:http://bit.ly/2vWvZL5
◆ Facebook:http://bit.ly/2OHNRA2

金谷農場

金谷農場では、四季折々の花の苗、観葉植物、様々な園芸用品、有機土壌などを提供しているので、来場者は植物や園芸資材を一括購入できる。金谷農場には、植物に詳しい愛好家多数やってきては、珍しい花や植物を見つけて帰る。農場はきれいに整備されており、春と夏は桐花、秋と冬はカラ松を観賞できる。