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花蓮縣

【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り

花蓮の羅山村まで遠路はるばる豆腐作りに来たのは、ここで使われる苦味のある食材は地元産で、台湾の他の地域で取れることはあまりないからである。また、羅山村は台湾で最初の有機村で、収穫される大豆はすべて有機大豆であることに加え、豆腐の製造工程を実際に理解して、食べて学習するという最高の食農体験が楽しめるというのもその理由である。最後に、最も重要なこととして、ここで作った豆腐はしっかりとした食感で、最上級の味わいを備えているからである。

【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り
写真:収穫から食卓までの食農教育、羅山の地元産大豆を使用した(豆腐、豆乳、発酵豆腐などの)一連の大豆製品

手作り豆腐を作るのに必要な凝固剤には、にがりの他に、一般には「石膏」と呼ばれる硫酸カルシウムの2種類ある。羅山で使用されている天然のにがりは、海水から塩を作るときの副産物でも、店から購入したものでもなく、村内の泥火山から採取したものである。泥火山の水は酸性のため、農民は昔から豆腐を作っていたが、今では豆腐は富里を代表するメニューにまで昇格した。

【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り
写真:海水ではなく、泥火山から採取された塩水が地元メニューの最大の特徴となっている。

豆腐を食べたいと思ったら、大豆を挽いて豆乳を作るところから始めなければならない。羅山大自然体験農家では、石臼を用意して、大豆の挽き方を教えている。豆乳ができた後、豆乳を煮続けて、にがりを加えてから、型に流し込むと豆腐が出来上がる。工程は簡単そうに見えるが、随所にノウハウが求められる。型から豆腐を取り出すときの顔はどれも期待に満ちた表情に変わる。羅山の豆腐が旨いのは確かだが、自分で作った豆腐なら味も格別である。

写真:雨の多い台湾は大豆の栽培に適していないが、品質にこだわった独自の大豆の開発に成功した。

【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り
写真:3歳以上なら臼挽きを体験できる。コツをつかめば、難しくない。
【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り
写真:豆乳を煮込むには中華鍋が適している。温度、割合、混ぜ方のどれも大切だ。
【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り
写真:にがりを加えると、固まり始めるので、取り出して成形の準備をする。
【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り
写真:しっかり押して水分を取り除く。
【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り
写真:型から取り出した豆腐は、石膏で凝固させた滑らかで柔らかい通常の豆腐とは異なり、新鮮でしっかりとした食感がある。
【地元民のおすすめ】富里を代表する羅山泥火山有機豆腐の手作り
写真:店主が語る豆腐の話を聞けば、台湾産大豆から豆腐までのすべてが理解できる。

羅山大自然体験農家
4人一組で豆腐を食べる場合、一人あたり350台湾元
電話:03-8821352
住所:花蓮県富里郷羅山村12鄰58号