毎年初夏は蓮の花がほころぶ季節であり、北から南までその姿を見ることができ、大量の観光客を写真撮影とフェイスブックのチェックインへと惹きつけています。それに写真撮影愛好家たちが強い日差しの中、自らの意志で池のほとりで蓮の花の情景を撮影しています。
「南の白河、北の観音」は一般的にも有名な蓮鑑賞の人気スポットです。夏休みになり、北部から台南まで赴きたくない場合は、近くの桃園県観音区の「蓮花園レジャー農業エリア」まで行ってみるようおすすめします。エリア内には数十のレジャー農場と蓮園があり、どこでも蓮の花が植えられています。美しい蓮の花を観賞し、蓮の花をテーマとした料理をたっぷり食べ、蓮の実のかき氷で暑さを和らげ、大王蓮の上に乗る体験などの絶対に試してみるべき旅行スケジュールを楽しみたいなら、このレポートでおすすめする観光スポットを見逃す手は絶対にありません。
蓮花、荷花、睡蓮の区別はつきますか?
中国語での蓮の花の学名は“荷花”であり、2つの名前は同じ種類の花を指しています。しかし蓮の花と睡蓮は異なる植物です。蓮の花の葉は水面に伸び出し、葉の形は丸く切れ目がありません。睡蓮の葉は水面に貼りつき、葉には切れ目があります。
蓮の花は多くの部分に食用にできる価値があり、蓮の実、レンコンは常時食材として用いられています。睡蓮には様々な種類と品種があり、葉も非常に大きく1人の人を支えることができる大王蓮もあります。食用も鑑賞もできる奇妙な趣があるため、蓮の花は食用の蓮として、睡蓮は鑑賞用の蓮とみなされています。
蓮花園レジャー農業エリア
蓮花園レジャー農業エリアは桃園氏観音区の近郊の、純朴な沿海の農業風の街や村の地区に位置しています。蓮の花の栽培で有名であり、蓮の花の季節が終わった後には、農家では続いてレンコンを掘っています。それから楊梅、瓜類、稲、花卉と各種野菜を栽培しています。周辺の観光スポットには白沙岬灯台、甘泉寺、桃園観新藻礁生態系野生動物保護区、永安漁港、埤塘などの場所があり、半日旅行または1日旅行に適しています。
林家古厝レジャー農場
林家古厝レジャー農場は蓮花園レジャー農業エリアの蓮の花鑑賞の景勝地です。林家古厝には100年以上の歴史のある一進四護龍の古い建物です。古の香の入り口のイメージはまるで民国初年(1911年)の純朴な農村社会に戻ったかのようです。
古民家から入り、酒甕の歩道に沿ってレジャー農場につくと、純朴な農村の風情の中に入り始めます。林家古厝には大きな蓮の花の池があり、パークには室内、屋外での食事エリア、焢窯(土窯)エリア、屋外のシートエリア、蓮の花畑などが設けられています。
蓮の花の池には香水蓮が一面に植えられており、プラットフォームの上に立ち蓮の花と一緒に記念撮影ができます。風に吹か蓮の花が揺れ動く姿を見ながら、ここに座り蓮の花を鑑賞するのには格別の趣があります。
林家古厝を訪れると室内、屋外での食事を選ぶことができます。大自然に親しみたいなら屋外を選び、邪魔をされたくないなら室内での食事を選ぶことができます。
屋外の食事エリアは座席数が非常に多く、団体客や混雑時でも大丈夫です。夏の暑さが苦手な方もご心配なく。上部にある瓜棚は蔓が非常にしっかりと絡み合い涼しく快適です。
香水蓮の池の裏手には一面の大賀蓮が植えられています。パークには白玉湘蓮と牡丹蓮などの種類も栽培され、鑑賞できるようになっています。香水蓮の池の隣の黄色いコガモが体をゆする姿が見られ、そのかわいい様子にとても癒されます。
隣の大堀渓は大堀里の主要な河ですが、初期には工業エリアの発展により渓流の水は非常に汚染されてしまいました。水質問題を改善するために台南白河の蓮の品種が大量に栽培され、水質が比較的安定しただけでなく、観音の蓮の花は広くその名を知られるようになりました。
河の中には階段式の水槽が設置されています。魚の群れを一段一段と力の限りに上流へと昇らせることができ、多くの魚の群れが逆流して上流で産卵しています。
農場の裏手には200人収容可能な焢土窯エリア(土窯エリア)とバーベキューエリアがあり、団体や家族で一緒に土窯を楽しむことができます。焢土窯エリア(土窯エリア)の裏手には一面の緑豊かな芝生と水遊びエリアがあり、バーベキューを楽しみながら子どもたちも心行くまで遊ぶことができます。
林家古厝のメニューはセットメニューがメインとなっています。特色は蓮の花の食材を取り入れていることで、ベジタリアンの方もそうでない方も一緒に食事ができます。観光客の方々にスローフードライフを楽しんでもらえるよう、林家古厝では1品ずつ出していく方式を採用しています。まず最初はポット入りの蓮の花のハーブ茶で始まります。蓮の花茶は清々しい香りで苦みはありません。続いて旬の新鮮野菜のサラダ、蓮の実の手作り豆腐、シェフおすすめスープ、レンコンの粉のデザートなど、続いて蓮の花をテーマとしたセットメニューが提供されます。
前菜は地元の野菜や果物と蓮の花を結び付けた料理です。ローゼルも林家古厝で栽培されています。清々しく爽やかでシャキシャキした食感は、とても食が進む美味しさです。
蓮の実の手作り豆腐は蓮の実とピーナッツで作られた手作り豆腐です。からしとかき混ぜてから一緒に味わえば、しっとりとした香りでとても爽やかです。シェフのおすすめスープはレンコン、キノコ類を組み合わせた蓮の実スープです。スープの味わいは甘みがありしつこくありません。
メインディッシュの梅干獅子頭(梅乾菜入り肉団子)です。イメージにある梅乾菜は豚バラ肉と煮るか、スライス肉入りのスープにするかですが、林家古厝では独自の梅干獅子頭の料理を味わうことができます。
梅干獅子頭は爽やかで脂っこくなく、タケノコが組み合わさり爽やかでシャキシャキした食感がちょうど良い一品です。最後に純レンコンによるデザートです。しっとりとした中に蓮の花の香りがもたらされ、滑らかできめ細やかな味わいです。
毎年夏の6月から9月に林家古厝を訪れると蓮の花を鑑賞できるほか、10月にはレンコンの収穫体験が楽しめます。冬にはいちご狩りイベントがあり、四季を通じて家族みんなで一緒に遊びに来ることができます。
蓮荷園レジャー農場
蓮荷園レジャー農場はすでに20年に渡り経営されています。かつては国外にまで知れ渡り、外国からの観光客の方々が自ら大王蓮の上に乗って記念撮影をしたいと思う場所でした。毎年蓮の花のシーズンが来ると、休日には2から3千人が蓮の花の鑑賞にやってくる、観音地区でもとても有名な蓮の花の鑑賞スポットです。
国外にまで知れ渡る蓮荷園レジャー農場
蓮荷園レジャー農場は2ヘクタールの敷地面積を占め、大面積の蓮の花の池のほか、稲草博物館、五行八卦迷路、DIY体験イベント、蓮のフルコース、アイス類などがあり、数時間の時を過ごすのにとても適した場所です。
蓮の花の季節は毎年4月の開花から10月末までで、栽培されている蓮の花の種類早く40数種類以上となります。懐かしの農村風景と蓮の花の美しさがマッチしており、のんびりとした小旅行にとても適しています。
道路がレジャー農場を2つに分けています。パークの後ろ側は五行八卦の要素を用いて企画された5つの小さな島があり、それぞれの小島には様々な種類の蓮の花が栽培されています。八卦には落羽松の壮観な迷路があります。
1つ目のエリアはオーナーが自ら作製したインスタレーションアート作品で、大きな牛が池の中で暑さをしのいでいます。八卦園の中央にある落羽松(ラクウショウ)の迷路では子どもたちは心行くまで走り回ることができ、保護者の方もここで暑さをしのぐことができます。緑色の落羽松の林は自然の緑に囲まれています。このパーク内では大賀蓮、睡蓮、牡丹蓮、タイの蓮などの品種が栽培されています。
蓮荷園レジャー農場に来たなら、絶対に遊ぶべきなのが大王蓮に乗る水上体験です。大王蓮に座りポーズをとるのにはバランス感覚が試されます。親指姫へと変身できる楽しさ満点の体験です。
大王蓮は1つのエリアに20枚の葉だけ栽培することができます。さらに多いと生態に影響を与えるためです。ここでも蓮荷園レジャー農場が非常にきめ細やかにケアしているのを見て取ることができます。
蓮荷園レジャー農場のもう一つの場所には稲草博物館があります。中にはオーナーの父親が手で編み上げた十二支、農具など100点近い作品があります。初期の古民家から毛筆の稲、草の剣、縄、草履、カカシなどの草を編むDIYで、懐かしの農村風景を再度温め直すことができます。さらには自転車も巧みな職人の手で編み上げることができるのです。
最後に必ず蓮の実入りかき氷を食べてください。店で育てられた蓮の実に、パイナップルを組み合わせて一緒に口へと運べば暑さを和らげる素晴らしい効果があります。暑い夏の日にこの上ない満足感を得られます。
朝に観音での蓮の花鑑賞に訪れたなら、林家古厝、蓮荷園レジャー農場で蓮の花の美しさを鑑賞できます。お昼には地元のメニューを味わい、午後には大王蓮の上で水上を漂う体験イベントを体験できます。1日かけて遊ぶのに格好の場所、観音の蓮の花の季節をお見逃しなく。
蓮花園レジャー農業エリア
0910-282878
https://www.facebook.com/lotus.guanyin/
林家古厝レジャー農場
03-4980753
http://www.lin-jia.com/
蓮荷園レジャー農場
03-4776972
https://goo.gl/75CRsU