【旬のメニュー】ドラゴンフルーツ：ドラゴンフルーツのタピオカパールジュース、夏のさわやかなドリンク

　　ドラゴンフルーツの収穫期は毎年7月から12月にかけてで、市場やスーパーには、真っ赤なドラゴンフルーツが棚いっぱいに並べられる。暑い日に冷蔵庫からカットされたドラゴンフルーツを取り出して食べるのは、至福の瞬間である。
　　一方、ドラゴンフルーツは直接食べるだけでなく、ジュースにして夏のスペシャルドリンクに変えたり、砕いた氷を加えてフルーツアイスにしたりするなど、様々な楽しみ方がある。今日は自分のキッチンで手軽にすぐできる、いつもとは一味違ったドランゴフルーツのさわやかな飲み物を作ってみたい。大人にも子供にも気に入ってもらえるに違いない。

　　夏は手のひらをうちわ代わりにして暑さを和らげたいと思うこともあるが、今回はドラゴンフルーツのタピオカパールジュースの作り方を教える。驚くほどおいしい夏の飲み物が30分で出来上がる。
　　

出来上がったドラゴンフルーツの粒に牛乳を加え、さいの目に切った新鮮なマンゴーやドラゴンフルーツを添えると、市販の飲み物と同じくらいおいしく、自然でヘルシーなドリンクが完成する。片栗粉が苦手な人は、レンコンパウダーを使ってもおいしいドラゴンフルーツのドリンクが作れる。

ドラゴンフルーツは果肉が赤くても白くも、ビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノール、アントシアニンなどのファイトケミカルが豊富で、栄養価が高い。また、含有されている多数のビタミンやファイトケミカルには抗酸化作用がある。彰化師範大学の研究によると、レッドドラゴンフルーツのアントシアニンの含有量はさくらんぼの15倍、輸入果物のレッドグローブブドウの28倍で、抗酸化作用は他の果物よりもはるかに優れている。