:::

第1日 池南国家森林遊楽区 -> 瑞穂温泉 第2日 富源国家森林遊楽区 -> 安通温泉

第1日 池南国家森林遊楽区 -> 瑞穂温泉  第2日 富源国家森林遊楽区 -> 安通温泉

台湾東部は風景の美しさもさることながら、温泉資源も豊富です。台東の紅葉、知本、霧鹿、緑島、花蓮の安通、瑞穂などがよく知られています。
安通温泉はアルカリ性泉質で無色透明、飲むこともできます。ここには日本式の温泉旅社や現代風の旅館もあります。また地元の人々は川べりを掘り、露天風呂を楽しんでいます。水温が高いため温泉卵も味わえます。
瑞穂温泉は開発が早く、1919年には公共浴場がありました。その頃はすでに日本式旅館も営業を始めており、現在も健在です。ここの泉質は鉄質を含んでいるので、空気に触れると酸化して淡い黄色に変わるほか、多少塩辛く鉄錆びの匂いがします。水温は48度、台湾唯一の炭酸塩泉温泉区です。
霧鹿温泉は無色透明の炭酸泉で、飲むこともできます。近くには南部横貫公路で最も美しいと言われている霧鹿峡谷があり、観光開発が全くされていないため、緑深い峡谷美がとても感動的です。
紅葉温泉は炭酸泉に属し、無色無臭、水温約47度、日本時代から台湾全島に知れわたっている温泉です。現在も日本式温泉旅館が残っており、湯治場の雰囲気を味わうことができます。
紅葉温泉の近くには風景のきれいな見どころがたくさんあります。池南森林遊楽区には周囲の秀麗な山々を眺めながらの楽しい散策コースがあり、あずまやからは鯉魚潭を見ることができます。区内には旅客センターや原始林散歩道、児童遊園地などのレジャー設備も揃っています。
紅葉温泉の近くにある富源森林遊楽区は、クスノキを主とする遊楽区としては台湾最大です。毎年3月~8月飛びかう色とりどりの胡蝶、温泉、川底に奇石が林立して間歇泉が湧き出る富源渓、水しぶきをたてて豪快に流れ落ちる滝など、見どころがたくさんあります。