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第1日 茂林国家風景区 ->茂林生態公園 ->多納高吊橋 ->龍頭山

第1日
茂林国家風景区 ->茂林生態公園 ->多納高吊橋 ->龍頭山

第1日 茂林国家風景区 ->茂林生態公園 ->多納高吊橋 ->龍頭山

毎年冬には、紫色の羽をはためかせるムラサキマダラが、南台湾の大武山の末端部の谷が海に向かって開けている暖かい一帯を目指して飛来します。越冬をするチョウの集団は世界で2つしかなく、茂林区のムラサキマダラとメキシコのオオカバマダラに限られています。茂林区に生息するムラサキマダラは四種類で、その内訳はマサキルリマダラ(小紫斑蝶)、ツマムラサキマダラ(端紫斑蝶)、マルバネルリマダラ(圓翅紫斑蝶)、ルリマダラ(斯氏紫斑蝶)となっています。ムラサキマダラの高級ベルベット地のような羽は、光線の角度によって異なる鮮やかさを呈します。早朝の陽光が紫蝶幽谷に差し込むと、眠っていたムラサキマダラが起き出して羽ばたき始める様子は、見る人に感動を与えます。
ムラサキマダラが越冬する季節に、茂林国家風景区管理所では「雙年賞蝶活動(バラフライウォッチング ビエンナーレ)」を開催します。茂林区では、毎年12月から翌年に3月にかけて毎日朝8時~11時の間、世界的に著名なチョウの越冬の最も美しい様子を鑑賞することが出来ます。また専門のガイドによる案内もあるので、思いもよらない収穫を得ることになるでしょう。茂林区にてチョウの鑑賞にお出かけになる観光客の皆さんは、高速道路132線沿いに茂林区の美しい山林を眺めながら、濁口渓により何万年に渡り削られて生まれた地形である世界的に珍しい環流丘地形の龍頭山を是非お楽しみください。蛇頭山などの地形は世界中でも珍しい環流丘地形の景観となっています。また台湾で橋下の谷が最も深いことで知られる「多納高吊橋」と呼ばれるつり橋があり、大自然を存分に体験できる旅ができるでしょう。