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臺東縣

初鹿レジャー農業エリア

甘酸っぱい梅を1粒味わい、淹れたての緑茶を一口すする。それから蜜紅チョコレートを一口食べ、香りの中で手作り石けんを作り、菜園で夕食に使う食材を収穫すれば、五感のすべてが満足します。

初鹿についてはと言うと、黒と白の乳牛がのんびりと歩く初鹿牧場の草原がよく知られています。様々な種類の草や薬草が植えられており、植物を感じ、原生応用植物園の洗礼へと導いてくれます。また人気の観光スポットでもあります。実のところ、初鹿の地元では多くの農家で面白く、美味しく、農作業を体験できるレジャーイベントが開催されています。みんなで一緒に田園でその時の美しさを楽しみましょう。

初鹿生態農荘のオーナー王福来夫妻は、尽きることのない楽しさの田園ライフを楽しんでいます。

オーガニックでロハスな農家ライフ

「初鹿生態農荘」オーナーの王福来さんは退職後故郷へと戻りました。幼い頃したことのある農業の経験を思い出し、オーガニックな野菜や果物を栽培することを決めました。
王福来さんの交友関係は幅広く、家を訪れる客が絶えることはありません。訪問してきた友人は遊んで食べて、さらに野菜果物を持ち帰れるため、次々と農荘の経営するよう勧めました。口コミにより、王福来夫妻は農作業のほかにもエネルギッシュに観光客をもてなし、地元の人情味を表現しています。
王福来さんは農荘の土地にカボチャ、山苦瓜、ヘチマ、茄子、過猫(クワレシダ)など様々な種類の農作物を栽培しています。市場の野菜売り場の種類よりもさらに多く、1年四季を通じていつでも季節に応じた野菜や果物が収穫できます。時には収穫が多すぎると、夫妻は車を運転して台東の市街地の親しい友人に送り届けています。この場所に遊びに訪れ、最も心躍る体験は自分で野菜を収穫し、その場で煮炊きして新鮮な楽しみを体験できることです。

初鹿生態農荘では緑豊かで、カラフルな草花のスローライフが創り出されています

味覚を突き動かす甘いお菓子

台東の農家 蕭景濬さんは故郷を離れ外の県や市で勉強し、仕事をしていました。ある時故郷に戻り、美しい山の景色を見て自然の空気を吸い込んだことから、都会の贅沢で酒におぼれるような生活を断ち切ることを決めたのです。そして初鹿で「梨迦初走」というスィーツとアイスクリームショップを創業しました。地元の食材を使用してクリエイティブなデザートの研究開発を行っています。食材と製造工程に非常にこだわりを持つ蕭景濬さんは台東の地元で生産されたオーガニック蜜香紅茶、ローゼル、シャカトウ、初鹿牛乳を使用して手作りデザートとアイスクリームを作ることで、台東の農産物の特色を表現しています。梨迦初走の店内に座りアフタヌーンティーを楽しみましょう。洗練されたプチフィールがお皿の上に並び、冷たいローゼルのフラワーティーを飲めば、何も言う必要もないほどの心地よさです。

梨迦初走では台東の地元の農産物で手作りのスイーツ、飲物を作っています。

手摘み茶の舌先に残るフレッシュな美味しさ

茶葉をポットに入れて、熱湯を注ぐ。一般的な方がお茶に持つイメージです。しかし「佳芳オーガニック茶園」でのお茶の青汁は摘みたてを生で飲むことができるのです!佳芳は折り重なるような気福の丘陵の間に位置しています。ヒスイ色の茶園はまるで桃源郷のようです。佳芳のオーナー蘇殷徳さんが「一心二葉」の茶摘みのポイントを説明した後、観光客は竹かごを持って茶園へと入り、茶の木の上の柔らかい芽を摘み取ります。続いて新鮮な摘みたての柔らかい茶葉の芽をきれいに洗い、ジューサーに入れて水を加えて攪拌します。さらに少々の梅、ハチミツで味を整えたら、新鮮摘みたての緑茶汁の完成です。緑茶汁は清々しい香りで、甘酸っぱい口当たりです。一般的な茶の湯とは全く違います。各ブランドショップのハンドシェイクドリンクの緑茶ドリンクに完璧に勝利できる味わいです。

佳芳オーガニック茶園では観光客向けに茶園での茶摘み体験イベントを提供しています

インテリジェントな梅酢の醸造、芳醇な味わいの美酒

梅を拭いて瓶に詰め、氷砂糖を入れ、さらに糯米酢を目いっぱいまで注ぎ入れて蓋をします。家に持ち帰り1年寝かせれば、自家製の梅酢が楽しめます。台東の梅は南投に次ぐ生産量を誇ります。1年を通じて「曲禾酒荘」では、いつでも梅のDIYを体験できます。曲禾酒荘のオーナー廖坤郎さんは子どもの頃から父親について台東で農業に携わり、梅の木を栽培してきました。廖坤郎さんは収穫した梅を冷凍保存して、DIYの材料として使用しています。梅とビワの季節になると、観光客向けの果物狩りも提供しています。醸造に興味を持ったことから、廖坤郎さんは4年をかけて台東初の酒荘(ワイナリー)のライセンスを申請し、曲禾を観光ワイナリーとしました。梅、桂花、ビワ、シナモンで醸造し、梅酢、カリカリ梅、シナモン入り香腸(台湾風ソーセージ)、ビワの花茶と酒などの製品を加工し生産しています。近年、廖坤郎さんは日本を訪れ清酒の醸造について学習し、台湾オーガニック米を用いて台東の特色ある純米吟醸酒を醸造しています。将来的には日本市場で販売したいと考えています。

曲禾酒荘からやってきた地元の特色ある酒を味わうことができます

植物の香りは、ストレスをリラックスさせて気持ちを愉快にさせてくれます。台東に位置する原生応用植物園の裏手に、小さな「左手香手作坊」があります。屋内には様々なハーブと植物がいっぱいに植わっています。その中でも左手香(アロマティカス)はオーナーの路薇嵐さんが子どもの頃からよく知る香りです。工房に入ると、香りであふれています。例えばアート作品のような精巧な手作り石けん、ロウソクが展示テーブルに並べられています。オーナーは以前は会社員でコスプレ好きだったことから、いつもメイクをしていました。しかしこのことから皮膚が簡単に荒れるようになり、自分の手で作る石けん、ケア製品への思いが巻き起こりました。路薇嵐さんが故郷に戻った後、皆彼女にこの方面の能力があることを知り、団体観光客向けに授業を開くよう路薇嵐さんを招きました。またゆっくりと興味が出ててきたことから、自分の家の車庫を整理して手作り工房にして、観光客向けの手作り石けん、リップクリーム、乳液とロウソクなどのDIYのカリキュラムを提供しています。

左手香手作坊のオーナー路薇嵐さんは手作り石けんを製作しています。防腐剤、化学成分無添加です