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宜蘭縣

キンカンと旅に出よう・スローライフで楽しく遊ぶ宜蘭の旅

「当ててみて!宜蘭の特産で、皮が実よりおいしい果物は何?」答えはキンカンです。蘭陽平原の恵まれた自然環境、湿度が高く雨の多い気候はキンカンの栽培に適しています。キンカンは栄養価が高く、6粒で1日のビタミン摂取量と同等のビタミンを摂取できます。12月から2月がキンカンにトライするゴールデンタイムです。早く宜蘭に来て、一緒に田園の楽しさを体験し、甘い香りを楽しみ、農村の美食をたっぷり味わいましょう!

季節限定・採れたてのキンカンの味わい
キンカンは中国語名では金棗(キンカン)ですが、実のところ棗(ナツメ)ではありません。元の名は金柑または金橘といいます。地元の食を推進し、季節を楽しみ、レジャーや旅行を促すために、宜蘭員山区枕頭山休閒農業区(以下「枕頭山レジャーエリア」といいます)発展協会理事長で、同時に大礁渓農場のオーナーでもある游渓池氏自ら、私たちを産地へと連れてきてくれました。キンカンが木一杯に黄金のように実っています。これらは農家の人々の1年間の農作業の苦労の結晶なのです。新鮮なキンカンの果実は楕円形で、ウズラの卵大の大きさです。熟した時には黄金色になり、皮つきで実を食べられるのが最大の特徴です。
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イメージのでのキンカンは食べると酸っぱいものです。この食べた際の感覚の出所を分析するために、游理事長は金柑の外皮、果肉をそれぞれ分けて味わうよう勧めてくれました。この皮を剥いて汁を吸う変わった食べ方では、確かに金柑の外皮には特有のスパイシーな香りがあり、果肉はたっぷりとしていて、果汁は後を引く甘さの層をなしていることがわかります。甘酸っぱい食感ですがまだ満足できず、金色の果実と果皮を一緒に口に入れてかみしめると、渇きが停まり、のどが潤い爽快です。やっぱりこれこそが甘みのある人生なのです!
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「キンカンを食べた人が唇がしびれると言うのは、キンカンの皮にある揮発性の油であるテレビンによるものです。テレビンは舌についてはじめて、辛みやしびれるような感覚を生み出します。一般的には加工時に塩で外皮を覆っているテレビンを破壊します。」農場のオーナーと一緒にキンカン園に行けば、果物狩りを体験できるだけでなく、キンカンについてのたくさんの豆知識を知ることができます。農場ではキンカンのDIYカリキュラムも提供しており、その場で一緒に楽しむことができます。
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成績優秀なレジャーエリア・レジャーと旅行推進の先兵

游理事長は「以前農家では人々が果物狩りに来るのを恐れていました。観光客の方々が果樹にダメージを与えないかと心配していたのです。研修カリキュラムと交流を通して、農家の方々にガイドの仕方を指導し、環境を破壊せずに土地と共存する方法で、観光客の方々に果物狩りの面白さを体験してもらうよう呼び掛けています。様々な方面での経営努力のもと、キンカン、スモモなどの農産物により、特色ある手土産、果物狩り体験のコースが開発されています。枕山レジャーエリアは行政院農業委員会より「優秀なレジャー農業エリア」に選出されています。」と述べています。
現在人々は産地にやってくると、直接購入するほか、農場に来て実際に収穫して、果樹の成長の物語を聞き、知的な田園での旅を楽しんでいます。最新の遊び方としては、食卓を果樹園へと運び込んでの花と果物の野外での饗宴を推進しています。地元の食材を調理した美味しく健康な料理は、田畑での食事に格別な味わいを与えてくれます。近年では多くの国内外の観光客が次々と訪れ、農家の人々の収入を実質的に増加させ、レジャー産業の価値を向上させています。

私たちはさらに深く、枕山レジャーエリアの外の果樹園へと進みました。「キンカンはふっくらとして、形は楕円形か丸型、成熟後の外観が黄金色の物を選んでください。」錦普果樹園のオーナー曾錦普氏が観光客の方々にキンカンの採取方法を説明しているところです。このグループは車をチャーターして宜蘭旅行にやってきたシンガポールからの観光客で、初めて食べるキンカンの味わいについて尋ねてみました。観光客の梁さん「食べると果皮は甘く、果肉は少し酸っぱい」、子ども「果物狩り、とっても面白い」と話してくれました。大人も子どもも満足して戦利品を手に帰路についたのです。
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手作り100%の醸造・豆腐乳烤鶏(豆腐乳のグリルチキン)は絶対頼むべき
インタビュー当日、ランチタイムに近づき、大型のオートバイのライダーたちが声高に通り過ぎ去っていきました。1軒の手作り醤油専門店に入り、見渡すと一甕また一甕の古い壺で埋まっていました。内装には様々な年代の醤油が飾られています。店では古くからの醸造方法を遵守し、天然の天日干しを採用し、天然で汚染されていない山の泉の水で、100%手作りの醤油を製造しています。パイナップル豆腐乳などの製品も研究開発しています。ここでは醤油の販売だけでなく、店おすすめの烤鶏(グリルチキン)も美食家から深く愛されています。
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レストランの烤鶏(グリルチキン)は豆腐乳桶仔鶏に属します。鶏を丸ごと鉄の桶に入れて、皮があめ色になるまで燻製にして焼き上げます。それぞれ鶏のもも肉、手羽などの部分を剥がして、サツマイモ、カボチャ、豆腐乳、レタスなどの食材を組み合わせ、食卓にお出ししています。一口噛めばチキンの皮はパリパリで肉汁たっぷり。鶏肉をレタスに挟み込んで味わうなら、絶対に豆腐乳ソースをつけてください。一口、また一口と止まらない美味しさです!
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▲フルセットのコースにはグリルチキン丸ごと1羽(サツマイモ、カボチャ、レタス、パンがセットです)、養生百菇鶏湯(キノコ入りチキンスープ)、和風サラダが含まれています。4-5名様向けで、計新台湾ドル1,200元。チキンのグリルにはお時間をいただくこととなりますので、待ち時間が長くなるのを防ぐために、お食事の際には事前のご予約をおすすめいたします。
観光スポットを巡り楽しむ:望龍碑
素晴らしい景色の望龍碑周辺は、枕頭山レジャー農業エリアの範囲内にあります。テレビドラマの撮影で爆発的な人気となり、観光客が絶えることなく訪れています。望龍碑の周囲を囲む環湖歩道では、黄色く色づいた落葉松で飾られ、すばらしい詩情があります。このほかおすすめなのが山頂に向かう登山歩道です。沿線は視野が極めてよく、高い場所から遠く望龍碑の美しい様子を眺められます。湖の中の曲がりくねった赤い九曲橋が湖の緑の水景色と合わさり、美しい風景を心行くまで目に収めることができます。さらにそよ風が吹けば、楽しく爽快な気分になります。
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キンカンのお土産・宜蘭厳選おすすめの逸品
屋外で楽しんでもまだ満足できないのなら、橘之郷形象館でアフタヌーンティーを楽しんだり、子どもたちと一緒に自分専用のキンカンの蜜漬けを作ることもできます。店内にはキンカン茶、キンカンの蜜漬け、キンカンの手作りクッキーなどが試食とお土産選びのために提供されています。ここの環境は快適で美しく、カメラのメモリーを使いつくすのに優れた場所です。写真好きの方には見逃せません!
週末の休日にどこにも遊びに行くところがないことを心配する必要はありません。宜蘭員山にストレス発散のキンカン旅行にどうぞいらしてください。お待ちしています!
キンカンと旅に出よう・スローライフで楽しく遊ぶ宜蘭の旅
台湾果物の旅-キンカン
大礁渓農場

住所:宜蘭県員山郷枕山村坡城路18-6号
電話番号:03-9225567、0935-172968
公式サイト:http://chiou225567.pixnet.net/blog

錦普観光果樹園

住所:宜蘭県員山郷枕山路106-2号
電話番号:03-8811658、0920-237543
公式サイト:http://039231427.emmm.tw/?ptype=info

老媽媽手工黒豆醤油

住所:宜蘭県員山郷枕山村坡城路68号
電話番号:03-9226639
フェイスブック・ファンページ:https://www.facebook.com/oldmama68/