null
:::
南投縣

槑レジャー農業エリア

かつて921地震が上安村の住民を襲ったことから、再建した家庭環境を特別に大切にするようになりました。村人たちは「ロハス、毒性フリー」で土地と自らを結び付け、安心できるヘルシーライフを創り出しています。

「こんにちは。ここは『呆呆(ぼんやり)』レジャー農業エリアです。」このような紹介を聴けば、皆さんきっとびっくりすると思います。しかし格別にかわいらしく、親しみやすさを感じるはずです。もちろん「槑」の読み方は中国語の「呆呆(ダイダイ)」ではありません。「梅」の中国語であるMeiと同じ音であり、「梅」の古い文字なのです。南投水里の槑レジャー農業エリアは梅の古い漢字をレジャー農場江エリアとして命名されています。地元の人々はレジャー農業エリアが上安村の梅の花の美しい景色と同じように、美しく輝く場所になるよう願っています。槑レジャー農業エリアは921地震後、農業委員会の指導の下で転身に全力を尽くし、ユニークな自然環境のもとで優れた野菜果物を生み出しています。1年四季を通じて果物狩り、DIY体験が楽しめます。レジャー農業エリアのサービスセンターでは地元の農業の特産品を展示販売し、多くの旅のスケジュールを計画しています。観光客をのんびりと上安村へと導き、お茶を味わい製茶し、果物狩りでブドウを醸造し、農業体験に参加し、梅の枝で鉛筆を作るなど、違った面白さを遊ぶことができます。

上安村では大面積で梅の木を栽培しています。毎年冬になると、白い梅の花がほころび山での梅の鑑賞に観光客を引き寄せています(提供:槑レジャー農業エリア)

ブドウとともやってくる「甘い喜び」

「栽培することで、自然を好きになる」は「甘喜農場」がブドウを育む際の理念です。農場のオーナー張友淦さんは残留農薬の危険性を断ち切るために、MOA自然農法を実施しています。また中興大学に向か授業を受け、オーガニック認証を通過し、高品質の巨峰と蜜紅ブドウを栽培しています。また農場では張友淦さんと一緒にブドウ園で果物狩りを楽しむことで、ガイドを通してブドウの品種と栽培方法を知ることができ、さらに「見る、嗅ぐ、触れる、折る、切る、隠す」ブドウの6つのスローガンを学ぶことができます。ここでは毎年夏、冬の2つの季節で「ブドウの醸造DIY」をリリースしています。収穫したブドウを缶に詰め、砂糖を入れた後密封して半年後には飲むことができるようになります。

甘喜農場では黒紫玉ブドウのブドウ狩り、ブドウの醸造などの体験に参加できます

オーガニックな野菜や果物を安心して味わう

「天山嶺オーガニック農場」オーナーの黄添来さんは農業に従事しすでに58年たちます。農薬のない時代から農薬を撒く時代へと入りましたが、38年前黄添来さんは農薬や除草剤が土壌と生態を破壊することを発見し、ただちに使用を停止したのです。はじめの1年は果樹園で収入を得ていましたが、やはりオーガニックの道を歩むことにこだわったのです。そして生態池を掘りミミズを放し、成長したカエル類に食べ物を提供しました。1,2年後土地の力が戻り、農作物が豊作になり始めました。黄添来さんの農場はオーガニック認証を通過し、地元で発のオーガニック農場となりました。毎週中興大学のオーガニック農業フェアで自家栽培のヘチマ、ドラゴンフルーツ、サツマイモ等のヘルシーで毒性フリーの農産品を販売していますが、どれもすばやく売り切れてしまいます。たくさんの人が外国からがボラバイトにやってくるようになりました。農場に来れば、黄添来さん土地を大切にする心を聴きながら、果物狩りをしながら農業体験に参加でき、絶対に感動でいっぱいになります。

天山領有機農場のオーナー黄添来さんは「オーガニックは1筋の道」であると考えています。農業に従事することはどんなにつらくとも、価値のあることなのです

製茶の面白さ、お茶を知り、お茶を味わう

茶園に座り「九芎坪民宿―――茶と生活広場」は、茶園の生態を知り、お茶を味わい、製茶を体験する素晴らしい場所です。オーナーの陳敏聡さんは1996年に神農賞を獲得しています。陳敏聡さんは観光客に茶葉の種類を教え、無発酵、半発酵、全発酵、陳年老茶など6種類のお茶を淹れて、飲み比べに招待しています。試飲から自分好みの風味を探し出すのです。ここで開催されている紅茶の製茶体験は、広く歓迎されているイベントです。自ら茶揉、静置発酵、焙煎などの紅茶の製茶の過程を体験し、見聞を広めることができます。陳敏聡さんは面白いミニゲームをデザインしています。それぞれが作製した茶を広げ、すべての参加者が評価し、優秀者3名を選出するのです。このほか草仔粿(草餅)DIY、茶園の生態ガイド等のイベントが開催されています。夜ここに宿泊すると、遊びの中から学べるほか、優雅な茶の香りの中で快適に眠りにつくことができます。

九芎坪民宿のオーナー陳敏聡さんによるお茶の話をたっぷり楽しみましょう。一緒に陳敏聡さんのお茶を味わい、茶葉の種類、お茶の入れ方を知ることができます

器用な手で作る自分の梅の枝製ペン

「梅林居」は槑レジャー農業エリアにある梅鑑賞の秘境です。冬が始まった後、白梅が山や林をぽつぽつと白く染めるさまは、美しさこの上ありません。梅林居のオーナーであり長年の梅農家である盧振祥さんは、クリスマスの装飾品の開発と作製に従事していました。インスピレーションを受けて、選定した梅の枝で「槑鉛筆」をデザインしました。観光客を梅の枝に穴を開け、ペン芯を挿入し、皮を削って成形するようガイドしてくれる、とても面白いDIYです。2001年、桃芝颱風が無情にも猛威を振るい梅園を破壊しました。盧振祥さんは一部の土地にコーヒーを植え、「盧溝橋コーヒー」を開発しました。甘く芳醇な風味は美食家たちから深く愛され、よく知る人々はみな指定して予約し購入しています。

梅の枝で作る槑鉛筆は唯一無二の形です

美味しいロハスな農家の料理

「哈客張楽活園」は退職した学校の教務主任である張弘忠さんが経営しています。園内では様々な種類の野菜や果物と草木が栽培され、節句や祝日ごとにローゼル狩りや蜜漬けの作製を行っています。家庭料理がお好きなら、張さんに予約を入れて、彼女の得意な家庭料理を心行くまで楽しむこともできます。自家栽培の甜菜根(サトウダイコン)、ローゼル、蒲瓜(ユウガオ)、ミニキュウリ、牧草、サツマイモなどの食材を使い、3色の野菜麺を作製しています。自家製のトマトのミートソースをかければ、なめらかなおいしさが味わえます。自然発酵によるカラシナで作った酸菜排骨湯(酸菜入りスペアリブのスープ)は、穏やかな味わいで、食べるともう1杯食べたくなるおいしさです。地元の特産品の梅や乾燥タケノコなども料理に取り入れており、どの料理もおいしく心がこもっています。

酸菜排骨湯(酸菜入りスペアリブのスープ)は美味しく甘いのど越しでしつこくなく、皆から愛される家庭料理です。